今朝は七草粥を食べた方も多いのではないでしょうか。
1月7日は、五節句の一つ「人日(じんじつ)の節句」で、この日を「七草」「七草の節句」などともいいます。
まだまだ寒い季節、早春に芽をふく野草たち。七草粥を食べるのはこのエネルギーを取り入れて、まだしばらく続く寒さに負けないように無病息災を祈るものとされています。
本来は旧暦の1月7日だそうですので、1月の後半から2月前半にかけてということになります。
ちなみに今年は2011年2月9日です。季節行事は旧暦で行う方が更に理に叶っているかもしれませんね。新暦の七草粥は、薬草でもある七草でお正月のごちそうに疲れた胃腸をいたわる、という意味を持たせているようです。
春の七草の風習は、嵯峨天皇の弘仁4年(813年)に若菜をいれたご飯を献上したことから始まり、
醍醐天皇の延喜11年(911年)から正月の7日に7種の若菜を調進することが定例の行事となりました。
七草の風習や、その種類は地域によって違いもあるということですが、6日の夜に厄を払うお唱えをしながら七草をたたき、たたいた七草を入れたお粥を炊いて、翌日の朝に神様に供えてから家族で食べ一年の無病息災を祈るものとされていますが、今からスーパーに行って七草のセットを買って来て夜に家族揃って七草粥を頂くのもいいと思います。
私も新年早々風邪を引いてしまいましたので、できれば今夜頂いて、元気に過ごしたいと思います。
せり | 芹 | セリ | セリ科 |
なずな | 薺 | ナズナ(ぺんぺん草) | アブラナ科 |
ごぎょう | 御形 | ハハコグサ | キク科 |
はこべら | 繁縷 | コハコベ | ナデシコ科 |
ほとけのざ | 仏の座、田平子 | コオニタビラコ | キク科 |
すずな | 菘、鈴菜 | カブ | アブラナ科 |
すずしろ | 清白、蘿蔔 | ダイコン | アブラナ科 |
ちなみに春の七草の覚え方ですが、韻を踏むと覚えやすいようです
「せりなずな ごぎょうはこべらほとけのざ すずなすずしろ これぞ春の七草」
春の七草 posted by (C)humi
6 件のコメント:
寄稿ありがとうございます。
おむすびに続いて、一眼レフで撮った写真でしょうか?
七草粥って、いまだに食べたことがないです。常にがっつり食べてしまいます。
来年はやってみようかと思います。
ありがとうございます。
今回は、フォト蔵から写真をお借りしました(^^)
新年早々風邪をひいてしまい、数時間前にどうやら復活できたようですので、できれば今夜七草粥を頂けたらと思っています。
今ならまだスーパーに行けば山積みじゃないでしょうか、是非召し上がってみて下さい、がっつり^^
七草粥をがっつりですか?
なんかありがたくない感じがします。
七草粥を始め日本には、柏餅とかぜんざいとかいろいろその時々に、無病災厄などをねがって食する風習がありますよね。
願いつつ本当に自然の食物を生かす料理と言う工夫を古くから日本人は行ってきたから、健康だったのでないかと思うものです。
本日、大腸カメラをやりましたので、つくづく食事を考えねばと思います。
月間うけひのもりhttp://ukehi.com/に書いてある医食同源と言う言葉が、身にしみます。
七草粥を始め日本には、柏餅とかぜんざいとかいろいろその時々に、無病災厄などをねがって食する風習がありますよね。
願いつつ本当に自然の食物を生かす料理と言う工夫を古くから日本人は行ってきたから、健康だったのでないかと思うものです。
本日、大腸カメラをやりましたので、つくづく食事を考えねばと思います。
月間うけひのもりhttp://ukehi.com/に書いてある医食同源と言う言葉が、身にしみます。
不動明王様
こんにちは。コメントありがとうございます^^
仰る通り、願いつつ実際に理に叶っているというところが素晴らしいですね。進歩主義に偏り過ぎるとこういった昔の方々の素晴らしい合理的な知恵さえも古臭い、なんていうことになってしまいそうです。
はい、食事はとても大切ですね。忙しいとかいろいろ理由を付けていい加減なことをしてしまう時もありますが、それを思い出す為にもこういった行事を大切にしたいと思いました。
love Nippon様
たしかに、がっつりでも
感謝して美味しく頂くのと、貪るのとは違いますね。
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