私が小さなころ、朝起きると祖父は神棚さんを拝し祝詞をあげていました。神棚さんは昔も今も一家の中心です。そして神社は村や町の中心であり、その最たるものは天照大御神坐します伊勢神宮です。私達は父母、お爺さんお婆さん、ご先祖さんへ、そして すめらみこと 天皇陛下 へ、そして天照大御神はじめ八百万の神さんたちへとつながっています。
私たち日本人は、天照大御神の日嗣御皇孫(ひつぎのすめみま) 天皇陛下 所知(しらしめす)日ノ本の皇民(おほみたから)です。
天照大御神はじめ八百万の神さんたち 天皇陛下への感謝御礼を申し上げる日々の神祭(祭祀)は、日ノ本の人としてかかせません。
神棚拝礼、神社参拝の方法は、各々の家や地域、神社により多少ことなります。よろしければ、ここであげる拝礼、祝詞を、ご参考いただき、日々の神祭にお役立ていただければ幸いです。
神棚拝礼の作法
二拝
二拍手
一拝
祝詞奏上の作法
二拝
祝詞奏上
二拝
二拍手
一拝
次に、基本的な祝詞です。神社本庁の神拝詞からです。
なお、神拝詞は、神社の神職さんや総代さんにおたづねください。私は伊勢神宮へ御神楽奉納の際にいただいています。
祓詞
掛けまくも畏き 伊邪那岐大神 筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に 禊ぎ祓へ給ひし時に 生り坐せる祓戸の大神等 諸々の禍事 罪 穢有らむをば 祓へ給ひ清め給へと 白すことを聞こし召せと 恐み恐みも白す
はらへことば
かけまくもかしこき いざなぎのおほかみ つくしのひむかのたちばなのおどのあはぎはらに みそぎはらへたまひしときになりませるはらへどのおほかみたち もろもろのまがごと つみ けがれあらむをば はらへたまひ きよめたまへとまをすことを きこしめせと かしこみかしこみもまをす
神棚拝詞
此れの神床に坐す掛けまくも畏き天照大御神 産土大神等の大前を拝み奉りて 恐み恐みも白さく 大神等の広き厚き御恵を辱み奉り 高き尊き神教えのまにまに 直き正しき真心もちて 誠の道に違ふことなく 負ひ持つ業に励ましめ給ひ 家門高く 身健に 世のため人のために尽さしめ給へと 恐み恐みも白す
かみだなはいし
これのかむどこにます かけまくもかしこき あまてらすおほみかみ うぶすなのおほかみたちのおほまえをおろがみまつりて かしこみかしこみもまをさく おほかみたちのひろきあつきみめぐみをかたじけなみまつり たかきたふときみをしえのまにまに なほきただしきまごころもちて まことのみちにたがふことなく おひもつわざにはげましめたまひ いへかどたかく みすこやかに よのためひとのためにつくさしめたまへと かしこみかしこみもまをす
祖靈拝詞
代代の先祖達(何某の御霊)の御前へを拝み奉りて慎み敬ひも白さく 広き厚き御恵を辱み奉り高き尊き家訓のまにまに 身を慎み業に励み 親族家族諸諸心を合せ 睦び和みて敬ひ仕へ奉る状を 愛しと見そなはしまして 子孫の八十続に至るまで 家門高く立ち栄えしめ給へと 慎み敬ひも白す
よよのみおやたち(【ご先祖名】のみたま)のみまへをおろがみまつりて つつしみうやまひもまをさく ひろきあつきみめぐみをかたじけなみまつり たかきたふときみをしへのまにまに みをつつしみわざにはげみ うからやからもろもろここをあはせ むつびなごみて うやまひつかへまつるさまを めぐしとみそなはしまして うみのこのやそつづきにいたるまで いへかどたかくたちさかえしめたまへと つつしみうやまひもまをす
基本的な神社参拝方法
神社本庁さんのHPにとてもわかりやすい動画あります。
是非一度御覧になってください。
http://www.jinjahoncho.or.jp/iroha/omairi/index8.html
祝詞奏上の作法
二拝
祝詞奏上
二拝
二拍手
一拝
神社拝詞
掛けまくも畏こき 【神社名】の大前を拝み奉りて 恐み恐み白さく 大神の広き厚き御恵みを辱み奉り 高き尊き神教へのまにまに 天皇を仰ぎ奉り 直き正しき真心以て 誠の道に違ふことなく 負ひ持つ業に励ましめ給ひ 家門高く 身健やかに 世のため人のために尽くさしめ給へと 恐み恐みも白す
じんじゃはいし
かけまくもかしこき 【神社名】 のおほまへをおろがみまつりて かしこみかしこみもまをさく おほかみたちのひろきあつきみめぐみをかたじけなみまつり たかきとほときみほしへのまにまに すめらみことをあふぎまつり なほきただしきまごころもちて まことのみちにたがうことなく おひもつわざにはげましめたまひ いへかどたかくみすこやかに よのためひとのためつくさしめたまへと かしこみかしこみもまをす
1 件のコメント:
投稿ありがとうございました。
この作法はなかなか覚えられそうにないです。
でも、読んでみたらいいなと思いました。勉強になりました。
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