2010年12月21日火曜日

修身書一巻二十から

最近手に入れた修身書から、時々抜粋するなどして書いてみようと思います。

一巻二十

セイキチ ハ エンピツ ヲ ヒロヒマシタ ガ、オトシタ コドモ ニ ソレ ヲ カヘシテ ヤリマシタ。

こんな短い文章が挿絵付きでたくさん書かれています。
書かれていることは、たいていの人にはうなづける内容ばかりですが、分別の備わっていない子供のころから、当たり前のことを当たり前に教えることは、分別をわきまえる大人に育てるには必要でしょう。

もともとの日本語の使い方を知るきっかけにもなります。
例えば、子供に何かを与えたりする場合は「〜〜してやる」と言うのが正しい日本語です。「〜〜してあげる」は使いません。間違った言葉遣いの人も多いんじゃないでしょうか?
言葉は変化して行きますから、何が正しいしいかを判断するのは難しいですが、相手に応じて言葉を選ぶということは、相手に対しての敬意の表現だったり、関係性を確認する意味があったりで、重要なのではないかと思います。

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