毎日が豆腐主義
大久保恵子 著
このブログの中の方々は大豆の収穫を心待ちにされてると思いますが・・・楽しみですね。
豆腐一丁に一体どのくらいの大豆が必要か皆さんご存知ですか?
お豆腐の8~9割は水分、残りの1~2割が大豆だそうです。
ところが!その1~2割の大豆といっても、手作りのお豆腐では
木綿で350~360粒 絹ごしで440~450粒もの大豆が必要なんだそうです。
ものすごい量ですよね。。ただし最近のその辺のスーパーで売っている大手製品では添加物や凝固剤をうまく使って、もっと薄い豆乳でも作れるようにしているんだそうです。
梅雨も明けて本格的に暑い季節がやってきました。
今日はこの本の中から、夏におススメのとてもさわやかな一品を作ってみました。
くずし豆腐のごまあえ
<材料>
木綿豆腐 1/2丁
きゅうり 2本
茗荷 2個
いり胡麻 大さじ2
レモン汁 大さじ2
塩こしょう 適量
冷蔵庫で冷やしておいて食べるとさらに美味しいです。
でもどうしても汁気が出てくるので、食べる直前に和えるといい塩梅です。
私はレモンの代わりに酢橘を使います。こしょうは敢えて使いません。これで少し洋風寄りの味が和になって?きます(笑)
酢橘の胸をすく香りと胡麻のこってりした風味、きゅうりのシャキシャキ感と茗荷の清涼感が気持ちよく、昼間に体にこもった熱を取ってくれるような気がします。
普通白和えはお味噌や砂糖を使いますが、これは塩だけ。これがまたとてもさっぱりしていて本当に夏に合うな~という感じです。できるだけ自然に近い塩を使ってみてください。優しい塩気とうまみに感動すること請け合いです。
この本には大豆2カップからにがりを使って手作りでお豆腐を作るレシピも載っていますし、水きりの方法もいろいろ載っていて、基本的なことを知らなくても豆腐料理を楽しめます。それに、どれを作ってみても美味しい!!冷奴、温奴、汁物、保存漬け、デザート、堂々たるメインディッシュになるおかずレシピetc、ほんとうにたくさんのバリエーションでお豆腐が楽しめます。
ついでにもう一品
トマト塩
こちらは塩味の冷奴です。
おいしいお豆腐とおいしいお塩の出会いの味だそうです。すごく簡単だし、一見それほど変わり映えしなさそうだけど・・・本っ当に美味しいですよ~~
<材料>
絹ごし豆腐 1丁
フルーツトマト 小8個(200g)
粗塩 適量
トマトは熱湯で皮むきをします。面倒ならば皮むきをしなくてもいいですが、した方が絹ごしのつるっとした舌触りと統一感があっていい感じです。塩が豆腐とトマトのうまみを引き出しますよ。でも後味のすっきりさが気持ちいいです。こちらもお豆腐とトマトの水気が出てこないうちに召し上がれ。
ちなみに私はどちらかというと木綿豆腐の方が好きです。冷奴も木綿派!!
皆さんも美味しいお豆腐料理を楽しんでみてくださいね
2 件のコメント:
木綿か絹かは、しばしば論争になるところですね。
絹がいいです。笑
そんなにたくさんの大豆がないと作れない豆腐って、大豆の自給率が低いに日本では贅沢品ですね。
実質的に豊かな食生活をしようと思うと、もっともっと農業を活性化させないといけないですね。
Love Nipponさま
コメントありがとうございます^^
絹も美味しいですよね。
作る側にとっては木綿はおかずメニューに重宝して扱いやすいのです。揚げだしもいいし、素揚げでもいいし、ステーキ、田楽、チャンプルーや麻婆、炒め物、カツ、煮込み、がんも、茶巾etcがっつりご飯を頂けるんですよ(笑)
そうですね。お豆腐は贅沢品なのかな・・・大豆の自給率は重要ですね。大豆ってそのままだと消化吸収率が悪いんですよ。だから犬猫にはNGなんです。だからお豆腐は消化に良くて栄養があって、その点で優れてるんです。タンパク質、脂質、カルシウムに鉄分、お肉を食べなくても充分なほどの栄養が備わっています。
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