2011年5月31日火曜日

開拓者と友達

日本の暦の中の人たちが最近始めた家庭菜園。
初めての経験で知らないことばかりですが、試行錯誤しながら楽しんでいます。
大豆、プチトマト、米など、いろいろな作物の栽培を始めました。農家ではありませんし、都会に住む人が多いので、作物を栽培する土地は限られます。なので、狭い土地をできるだけ有効に活用して、いろいろなものを栽培したいと思います。
また、自分の口に入れるものですから、なるべく農薬や化学肥料などの化学物質の使用を控えたいとも思います。

表題の開拓者と友達。
開拓者はパイオニアプランツ。友達はコンパニオンプランツです。パーマカルチャーの用語です。

パイオニアプランツは、植物が生えていない裸地に最初に定着する植物で、土中の窒素を固定したり、硬い土をほぐしたり、土中の塩分濃度を薄めるなど、後から生える植物にとって好ましい環境に変える役割を果たす開拓者です。
日本では古くから水田の脇にハンノキを植え、共生する菌によって土中に窒素を固定させながら、刈り取った稲を干して乾燥させて利用していました。
家庭菜園であれば、マメ科のクロタラリア(コブトリソウ)がおすすめ。窒素を土の中に固定する働きがあり、鋤き込めば緑肥になり、センチュウを抑制する効果もあります。
水田で昔から利用されてきたレンゲソウもパイオニアプランツと考えられます。土の中に窒素を固定する、鋤き込めば緑肥になる、休耕田の雑草防止なる、といった働きがあります。

コンパニオンプランツは、害虫防除などの目的で2種類以上の植物を組み合わせます。この組み合わせの植物同士をコンパニオンプランツを言います。


相性のよい作物などで構成された植物群をギルドと呼びます。
パーマカルチャーは、多種作物栽培による小規模集約システムです。
ギルドによって多様性と生物資源の活用が促進されます。
このコンパニオンプランツの組み合わせに注目して、種蒔きの時期と収穫の時期に合わせて、年に何種類かのギルドを作っていきます。


左の写真は大豆とコンパニオンプランツのプチトマト(小さい葉っぱ)





次の表はコンパニオンプランツの組み合わせです。


調べたい植物 相性のいい植物
ユリ科 アスパラガス、ネギ、ニンニク、アロエなど
ナス科 トマト、ピーマン、ナス、ジャガイモ、トウガラシなど
ウリ科 カボチャ、メロン、スイカ、キュウリなど
アブラナ科 ハクサイ、カブ、ダイコン、ワサビ、カラシナ、キャベツ、ケールなど
ナス科 トマト、ピーマン、ナス、ジャガイモ、トウガラシなど
ユリ科 アスパラガス、ネギ、ニンニク、アロエなど
マメ科 インゲン、ダイズ、アズキ、ソラマメ、ササゲ、エンドウなど
シソ科 エゴマ、セージ、タイム、ハッカ、ラベンダー、ミント、バジル、サルビアなど
マメ科 インゲン、ダイズ、アズキ、ソラマメ、ササゲ、エンドウなど
ナス科 トマト、ピーマン、ナス、ジャガイモ、トウガラシなど
イネ科 稲、アワ、ヒエ、コムギ、トウモロコシ、タケなど
セリ科 ニンジン、パセリ、フェンネル、セロリ、ミグバ、ウドなど
アブラナ科 ハクサイ、カブ、ダイコン、ワサビ、カラシナ、キャベツ、ケールなど
ユリ科 アスパラガス、ネギ、ニンニク、アロエなど
シソ科 エゴマ、セージ、タイム、ハッカ、ラベンダー、ミント、バジル、サルビアなど
セリ科 ニンジン、パセリ、フェンネル、セロリ、ミグバ、ウドなど
キク科 ヒマワリ、ゴボウ、マリーゴールド、レタス、タンジー、シュンギクなど
シソ科 エゴマ、セージ、タイム、ハッカ、ラベンダー、ミント、バジル、サルビアなど
アブラナ科 ハクサイ、カブ、ダイコン、ワサビ、カラシナ、キャベツ、ケールなど
ナス科 トマト、ピーマン、ナス、ジャガイモ、トウガラシなど
イネ科 稲、アワ、ヒエ、コムギ、トウモロコシ、タケなど
マメ科 インゲン、ダイズ、アズキ、ソラマメ、ササゲ、エンドウなど
ウリ科 カボチャ、メロン、スイカ、キュウリなど
セリ科 ニンジン、パセリ、フェンネル、セロリ、ミグバ、ウドなど
アブラナ科 ハクサイ、カブ、ダイコン、ワサビ、カラシナ、キャベツ、ケールなど
マメ科 インゲン、ダイズ、アズキ、ソラマメ、ササゲ、エンドウなど
バラ科 イチゴ、ウメ、モモ、ナシ、リンゴ、ラズベリーなど
バラ科 イチゴ、ウメ、モモ、ナシ、リンゴ、ラズベリーなど
セリ科 ニンジン、パセリ、フェンネル、セロリ、ミグバ、ウドなど
キク科 ヒマワリ、ゴボウ、マリーゴールド、レタス、タンジー、シュンギクなど
ウリ科 カボチャ、メロン、スイカ、キュウリなど
ユリ科 アスパラガス、ネギ、ニンニク、アロエなど
イネ科 稲、アワ、ヒエ、コムギ、トウモロコシ、タケなど
キク科 ヒマワリ、ゴボウ、マリーゴールド、レタス、タンジー、シュンギクなど
キク科 ヒマワリ、ゴボウ、マリーゴールド、レタス、タンジー、シュンギクなど
バラ科 イチゴ、ウメ、モモ、ナシ、リンゴ、ラズベリーなど
アブラナ科 ハクサイ、カブ、ダイコン、ワサビ、カラシナ、キャベツ、ケールなど
ウリ科 カボチャ、メロン、スイカ、キュウリなど


段ボールでコンポストを作って、今までは生ゴミとして捨てていた野菜の切れ端を肥料化する、発酵熱で水を温めてそれを利用して苗を温める、米のとぎ汁から乳酸菌を作って菜園で利用する、雨水や井戸水を炭などを使って浄水して菜園で使う。
何か一つ始めると、それをきっかけにいろいろなことがやりたくなります。アイデアも湧いてきます。
中にはもっと広い畑が欲しいと言い出す人もいます。
市民の農民化でしょうか?

何度かこのブログでも触れていますが、作物が作られてから食卓に食品として並ぶまでに、長い距離、多くの人手、多くの資源が費やされています。
最初から最後まで自分の手で育てられる家庭菜園の作物。
これ以上安全で無駄のないものはありませんね。

2011年5月26日木曜日

とっくに破綻していたGHQ憲法

JJ太郎さんのブログより転載です。
http://d.hatena.ne.jp/jjtaro_maru/20110510/1305030792


とっくに破綻していたGHQ憲法

欺瞞との馴れ合いが続く。

 平成2年(1990年)に勃発した湾岸戦争で翌年に日本海上自衛隊の掃海部隊が活躍しました。この掃海部隊は戦後間もなくの頃、米軍機が撒いた機雷の除去作業も行っており、国内の掃海作業を行っただけでなく、朝鮮戦争にも参戦しています。

 昭和25年6月25日、北朝鮮軍が国境を破って韓国領内に進撃し、韓国軍と国連軍は一時釜山周辺まで追い詰められました。そこで連合軍は北朝鮮西岸の仁川に奇襲上陸をかけて成功しています。そして北朝鮮の東岸にある元山港の占領を計画しましたが、そこには連合軍の上陸を予想して北朝鮮軍が施設した3000個に及ぶと予想されるソビエト製の機雷がありました。連合軍は対機雷戦に関しては兵力、経験とも十分ではありませんでした。そこで日本掃海隊がクローズアップされ、米極東司令官から掃海部隊の出動要請が出たのです。

 日本はGHQ占領憲法下であり、第九条には戦争の放棄をうたっているのですから、海外派兵はできません。しかし、これは秘密裏に進められ、日の丸も軍艦旗も掲げられない掃海部隊が派遣されました。地上からの砲撃のある戦場へ行ったのです。掃海艇の一隻が機雷に接触し、戦死1名、重軽傷者18名を出しています。

 GHQ憲法は”オキュパイド・ジャパン”(被占領日本)の下で既に破綻していました。考えてみれば夢見る少女のような憲法前文と憲法九条など破綻して当たり前でしょう。国際社会はまだまだ厳しいのです。

 平成15年から平成21年まで行われたイラク派兵についてもGHQ憲法は破綻しています。GHQ憲法九条には「国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使」と書かれており、武装して他国に入れば既にそれは「武力による威嚇」に該当します。

 弁護士の南出喜久治氏によるとこの「武力による威嚇」について国会で全く審議されなかったので、民主党の末松代議士にこのネタを言ったら、末松氏はイラクの特別委員会でそれを指摘し、政府は全然答弁ができてなかったといいます。つまりGHQ憲法という憲法の名をかたった欺瞞との馴れ合いが続いているということです。

 GHQ憲法の九条は「国の交戦権は、これを認めない」と書いていますが、交戦権というのは戦争行為を遂行又は停止し、最終的には講和条約によって戦争を終結(講和)することですから、交戦権がければ講和権もない。GHQ憲法には講和権などどこにも書いていないでしょう。したがってサンフランシスコ講和条約を結ぶことに対してGHQ憲法には法的根拠がないということになります。ですから法的根拠は明治憲法第13条ということになります。

 第13条 天皇ハ戦ヲ宣シ和ヲ講シ及諸般ノ条約ヲ締結ス

 このようにGHQ憲法は憲法として機能していません。また、その出自は正統性がなく、明治憲法の憲法改正条項にも違反しており、憲法ではなく、いわばGHQによる占領基本法、あるいはGHQとの交渉経緯から講和条約の一環と解釈するのが妥当と言えます。

 そもそもGHQ憲法の目的は日本を二段階にわけて共産化することが目的です。これにはCIAの前身組織であったOSSの中のフランクフルト学派という隠れマルクス主義者が大きくかかわっています。九条は共産革命を起こしたとき、軍隊が阻止しにくることを恐れたため、軍を持たせないようにしたのです。こうしたことは、近年アメリカの資料公開によりだいぶわかってきていますが、政治家もマスコミも沈黙を続けています。


参考文献
 光人社「ペルシャ湾の軍艦旗」碇義朗(著)
 総和社「日本は憲法で滅ぶ」渡部昇一(監修)
 ビジネス社「日本国憲法無効宣言」渡部昇一・南出喜久治(共著)

食に関する外国からの攻勢

パプリックコメントの募集がありました。
案件はこれです。

遺伝子組換えセイヨウナタネ、トウモロコシ及びワタの第一種使用等に関する承認に先立っての意見・情報の募集について

http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=550001373&Mode=0

日本の食卓に並ぶ味噌や醤油などの原料である大豆なども、遺伝子組み換え品が入ってくることが危惧されましたね。
豆腐や納豆を買うと、遺伝子組み換え品じゃない、国産大豆だ、と明示している場合があります。

地震災害や原発事故被害などの影に隠れるように、このような要請がなされることは少なくありません。

東北で多くの農産物が出荷停止に追いやられ、出荷されても買い控えが予想されます。
農業の疲弊が心配です。

ただでさえ、食料自給ができていない日本です。農作物の輸入にとどまらず、今後、種さえもが外来のものが持ち込まれ、しかも、その種も人為的に操作されたものになる。
なんとも恐ろしい話ではないですか。

命を種から握られてしまうなんていうことになったら、自立して生きていくこともままなりません。

政府が信用できない人、行政が当てにならないと思う人。
将来の食のことを真剣に考えてみませんか?

このブログでは、これまでにも何度か食に関わるテーマの投稿がされています。
それらも併せて読んでいただきたいと思います。

ちなみに日本の暦の中の人たちは、みんな家庭菜園を始めています。
始めてみると、もっと畑が欲しいとか、将来転職したら、家を建てたら、もっと菜園がやりやすい場所に住みたいとか、いろいろと考えるようになります。
家庭菜園とバカにするなかれ!です。
小さくてもいいから、家庭菜園を始めてみてはどうでしょうか?

2011年5月18日水曜日

自尊自立のための家庭の医学 番外編4 病気の成り立ちを知ろう 

医師不足、と言われるほど病気の人が多い近頃・・・

○○病と診断されると、病気になると、病気になった自分の体が何やら不完全で悪いような気がします。
でもやっぱり安保徹先生の言うように病気になる原因があるってことを私たち自身が知る必要がありますよね。





ああ、病気って言われるから病気の人が増えてるんだ・・・(笑)。でもそういうことですよね。

<病気の成り立ちを知る>

・病気になるのは、体の異常からよりもむしろ、真面目で頑張りすぎたり、辛い環境にいたこ とによって体に負担をかけ過ぎていることから生じるものが多い
・だから生活や考え方を変えて、体に負担のない生き方を自分で模索していかなければいけな い。100%医療機関に頼るのは行き過ぎ
・病気には病気になる原因がある。病気というレッテルを張るよりも「これ以上頑張ったらわ が身が破たんする」という限界を学んでおくことが大切

病気=不完全である=自己卑下=完璧主義=~じゃないとダメ=執着=我欲
こんな風に考えると、原因は自分の中にあり、自分の何かを変えていかなければいけないということに気がつく事が出来るかもしれません。
楽しい人が我が身を省みることがあるでしょうか、順風満帆の人が自己批判や反省をするでしょうか、やはり何がいけなかったのかと考えるときって苦しいときなんだと思います。

原因は自分の内側ににある
外側に原因を求めるばかりではいけない
しかし、外側は悪くなるばかりです。一体どうすればいいのでしょう・・・ここしばらくそんなことを考えて悶々としていますが、とりあえず、自分に全く責任がない完全な被害者ではないということだけは確かなんですよね。安保先生がよく仰るのは、とにかく感謝すること。今生きてることに感謝。頑張りすぎずに頑張るためには、自分をよく知りそのバランスをうまく取る工夫が必要なんですよね。悩みが深い時には体が無理する時よりも早く病気になってしまいます。もっと泣いたり笑ったり怒ったりしてもいいのかな・・・公の場でむやみやたらに「怖い」とか「可哀相」「ひどい」などと感情を発散するのは不用意に周囲の人を不安にするから控えるほうがいいと思っていました。いつもいつもそうではないのかもしれない。特に今はそんなふうに思います。・・・結局いつも行きつく先はバランスの問題ですね。。自律神経も行ったり来たりしながらバランスするんですもんね。

 
<病気から脱却する反応を知る>
 

・ストレス→血行障害(交感神経優位)→ストレスから解放(副交感神経優位)→血流が回  復→ズキンズキンする頭痛(偏頭痛)
・花粉症、アトピーなどの症状→早く体から抗原を出そうとする
・病気は体が出来が悪くてなったのではなく、自分が頑張りすぎたり真面目すぎたりする生  き方をしてなったという感覚を持てば自分主体の人生になって行く
 
これが体が治ろうとすることで起こる反応ですね。
だからやっぱり病気は、症状は大切なことを教えてくれるんだと思います。苦しいですけどね。

2011年5月17日火曜日

神祭と稲作 〜お伊勢さんと稲作 天照大御神から授った神國日本のお米 斎庭の稲穂の神勅〜

 伊勢神宮の御祭神、天照大御神(皇大神宮)、豊受大御神(豊受大神宮)は、共に稲作に深い関わりを持つ神さんです。


 天照大御神は天孫降臨の際、

一、天壌無窮の神勅  『豊かな葦原の水(瑞)穂の國は皇孫のしらしめす國です。天つ神の日嗣(ひつぎ)である皇孫と御國は天壌無窮に榮ます。』

二、宝鏡奉斎(ほうきょうほうさい)の神勅  鏡をお授けになり、『この鏡を私とおもって、常に側において斎祭(いつきまつり)なさい』

三、斎庭(ゆにわ)の稲穂の神勅  皇孫に稲穂をお授けになり、『大切に育て継承しなさい』

と、三大神勅を下されました。  

天皇陛下所知めす皇國は、水穂の瑞々しい穂の國であり、稲穂を神鏡と同じく、天照大御神からの授かりとして大切にし、稲作を継承していけば、いつまでも豊かな稲穂の実りのある國なのです。  

 *畏くも、  天皇陛下は、皇居の神田で、稲種まき、お田植え、御収穫をされています。  誠に神勅の隨々(まにまに)です。  天皇陛下のお田植えは誠に尊いお姿です・・・皇尊 彌榮 々々 々々!


 豊受大御神は、天照大御神へ御神饌(御饌・みけ)をたてまつる御饌都神(みけつかみ=食物の神)さんです。外宮さんの御饌殿では、朝夕二回『日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうのおおみけさい)』にて、天照大御神はじめ、神宮の神さんへ大御饌をたてまつります。  御饌の主役は勿論お米です。稲穂です。 そして、豊受大御神(地元では外宮さん、豊受さん)は、稲作をはじめとして、衣食住の産業の神様で、私達の生活にとても親しみのある神さんです。


 お伊勢さん(皇大神宮、豊受大神宮)のお祭りは、殆どが稲作と関係し、稲作の時期に合わせて行われます。  

##伊勢神宮HPの 神宮のお祭りと行事 から抜粋させていただき、稲作現場と関連させて書き直してみました。昔の田植えと稲刈り、収穫、脱穀に合わせて大祭がなされています。

 *昔は、6月(今は5月上旬)に田植えが行れたようです。それから見ると風雨の神さんの祭、大御神へ特別な神饌(みけ)を供える祭が前後してあるのも興味深いですね。(ちなみに風日祈宮さんは、元寇阻止の宮さんとして別宮に昇格しました)。  

 *昔は、10月〜11月(今は8月中頃)くらいが稲刈り収穫だったようですので、その前後に大祭が集中してますね。  


2月17日〜2月23日 祈年祭(としごいのまつり)   五穀豊穣祈願祭 旧正月後の田作りの前の祭

4月上旬 神田下種祭(しんでんげしゅさい)  稲種を神田にはじめて下し奉る祭 稲の籾種まき無事早苗が育つように。

5月14日 風日祈祭(かざひのみさい)  風日祈宮(風の神様)に風雨の恵み、五穀豊穣のお祭り。

6月15日〜6月25日 月次祭(つきなみさい)  由貴の大御饌(ゆきのおおみけ)を奉り、五穀豊穣、治國平安の祭。田植えが終るあたり。

8月4日 風日祈祭   風の神へ御幣を奉り、風雨の恵み、五穀の豊穣をお祈りします。

9月上旬 抜穂祭(ぬいぼさい)  神田にて神嘗祭に奉るご料米の御稲穂(おんいなほ)を抜きまつるお祭り(神宮神田)。

10月15日〜10月25日 神嘗祭(かんなめさい)  その年の新穀を大御神に奉り、ご神徳に報謝申し上げるもっとも由緒深いお祭り。  

11月23日から 11月29日まで 新嘗祭 (にいなめさい)  新穀を天皇陛下御自ら神々に奉られ、また御自らもお召しあがりになる大儀が宮中で行われるに際して、神宮へは勅使を御差遣(ごさけん)されて、奉幣の儀が行われます。また、それに先だって神饌を奉り大御饌の儀を行います。  *新米は陛下が食しめし(きこしめし)いただいた後、臣民はいただきます。

12月15日〜12月25日まで 月次祭  由貴の大御饌(ゆきのおおみけ)を奉り、五穀豊穣、治國平安の祭。

毎日 日別朝夕大御饌祭 (ひごとあさゆうの おおみけさい) 年中、毎日朝夕の2度、外宮の御饌殿で、両正宮、同相殿神(どうあいどののかみ)および各別宮諸神にお供えものを奉ります。


 以上のように神さんからお授かりした稲の祭を奉り、神宮神田で稲作を行い、御神田で収穫されたお米を神饌として奉ってます

 神宮のお米は、神宮神田で、籾種蒔きから田植え、そして稲刈りまで大切に育てられて、神嘗祭(かんなめさい)に初穂を供え、天照大御神に新米を奉りお召し上がりいただきます。

 つぎに新嘗祭(にいなめさい)です。 天皇陛下御自ら新穀を神々に奉り自らもお召しになられ、神宮へ勅使を使わされて神宮では奉幣の儀が行われます。

 天皇陛下が新嘗祭で新米をお召し上がりになられてから、私たち皇民(臣民)は、ありがたくいただきます。 つまり、神さん→天皇陛下→皇民の順序で新米をいただくのが、神國日本の伝統です。

 天皇陛下 所知(しろし)めす。わが神國日本、豊葦原瑞穂國、豊葦原之千秋長五百秋之水穂國において、神嘗祭の十月十七日、新嘗祭の十一月二十三日は御國をあげての大祭日です。そして、大嘗祭(おほにへのまつり)は、天皇陛下が御即位の年に初めて行う新嘗祭です。御一代一度限りの新嘗祭です


 神宮神田で平成の御代(平成元年秋)に新たな御神米がお生まれになりました。 台風直後の朝、御神田のなかで、たった2本だけ御柱のように太く御稜威のある稲がたっていました。イセヒカリさんです。

 天照大御神より御皇孫のしらしめす稲穂の國にお授けいただいたイセヒカリは、反あたり十表以上の収穫で美味しくて、台風にも倒れず虫や病気にも強い、良い事づくめの稲穂の命さんです。

 イセヒカリさんは、ゆっくり育つ稲のようです。いいかえれば昔の稲作サイクル、伊勢神宮(のみならず日本各地)の田んぼの神祭にあわせているかのようです。


 今の米作りは五月の連休に田植え、御盆の連休に刈り入れます。これは、殆どが兼業農家のためと、台風がくる前に収穫しようとするため、そして流通販売のためです。 そのため日本の神社の田祭の時期(本来の稲の育ち)と今の稲作サイクルがずれてしまって、実感がわかなくなってきています。なんのための祭か忘れてしまっている感じがあります。私の村でも村社の神祭(田祭)は6月1日(旧田植え前)と12月1日(新嘗祭と旧収穫後)で現代の稲作時期とずれています。

つまり、人間の都合で稲作直を早め縮めているわけです。さらに、化学肥料と農薬を使い続けています。日本人の伝統的な思いでは、古事記や書記にでてくるように、田んぼも、土も水も稲も神さんです。神さんに対して(*日本的な意味での)神の子として誠に申し訳ない事をしているようです。

(* 明治天皇陛下の御製「罪あらば吾をとがめよ天津神 民はわが身の生みし子なれば」にあるように天照大御神の御皇孫の皇民もありがたくも明津神の子です。田祭が行われる神社の氏子は、神の子です。)

 私見ですが、イセヒカリの生(あれ)ましは、今一度、神祭と稲作、神さんと 天皇陛下へ感謝御礼してから籾種を撒き田植えをし、収穫したら天照大御神はじめ神さんたちと天皇陛下、ご先祖様へ奉り報恩感謝してからありがくいただく。この当たり前の神事を当たり前に、全皇民が、やりなさいと天照大御神、豊受大御神さんからの御神託のような気がいたします。

 街暮らしの方は、日本の神さんと 天皇陛下へ感謝御礼の神奉りをしながら、バケツ稲やプランターの陸稲、室内、屋上庭園などを育てて収穫し、天照大御神はじめ八百万の神々、天皇陛下、ご先祖様へ、報恩感謝の気持ちでいただくのはいかがでしょうか。稲穂の神國日本が感じられると思います。


天皇(すめらみこと) 彌榮(いやさか) 彌榮(いやさか) 彌榮(いやさか)

天皇陛下   万歳   万歳   万歳   !

日ノ本の人として 日々の神祭(祭祀) 神棚拝礼と神社参拝

 私が小さなころ、朝起きると祖父は神棚さんを拝し祝詞をあげていました。神棚さんは昔も今も一家の中心です。そして神社は村や町の中心であり、その最たるものは天照大御神坐します伊勢神宮です。私達は父母、お爺さんお婆さん、ご先祖さんへ、そして すめらみこと 天皇陛下 へ、そして天照大御神はじめ八百万の神さんたちへとつながっています。

  私たち日本人は、天照大御神の日嗣御皇孫(ひつぎのすめみま) 天皇陛下 所知(しらしめす)日ノ本の皇民(おほみたから)です。 

 天照大御神はじめ八百万の神さんたち 天皇陛下への感謝御礼を申し上げる日々の神祭(祭祀)は、日ノ本の人としてかかせません。

 神棚拝礼、神社参拝の方法は、各々の家や地域、神社により多少ことなります。よろしければ、ここであげる拝礼、祝詞を、ご参考いただき、日々の神祭にお役立ていただければ幸いです。


神棚拝礼の作法

二拝

二拍手

一拝


祝詞奏上の作法

二拝

祝詞奏上

二拝

二拍手

一拝


次に、基本的な祝詞です。神社本庁の神拝詞からです。

なお、神拝詞は、神社の神職さんや総代さんにおたづねください。私は伊勢神宮へ御神楽奉納の際にいただいています。


祓詞 

 掛けまくも畏き 伊邪那岐大神 筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に 禊ぎ祓へ給ひし時に 生り坐せる祓戸の大神等 諸々の禍事 罪 穢有らむをば 祓へ給ひ清め給へと 白すことを聞こし召せと 恐み恐みも白す

はらへことば 

かけまくもかしこき いざなぎのおほかみ つくしのひむかのたちばなのおどのあはぎはらに みそぎはらへたまひしときになりませるはらへどのおほかみたち もろもろのまがごと つみ けがれあらむをば はらへたまひ きよめたまへとまをすことを きこしめせと かしこみかしこみもまをす


神棚拝詞

此れの神床に坐す掛けまくも畏き天照大御神 産土大神等の大前を拝み奉りて 恐み恐みも白さく 大神等の広き厚き御恵を辱み奉り 高き尊き神教えのまにまに 直き正しき真心もちて 誠の道に違ふことなく 負ひ持つ業に励ましめ給ひ 家門高く 身健に 世のため人のために尽さしめ給へと 恐み恐みも白す

かみだなはいし

これのかむどこにます かけまくもかしこき あまてらすおほみかみ うぶすなのおほかみたちのおほまえをおろがみまつりて かしこみかしこみもまをさく おほかみたちのひろきあつきみめぐみをかたじけなみまつり たかきたふときみをしえのまにまに なほきただしきまごころもちて まことのみちにたがふことなく おひもつわざにはげましめたまひ いへかどたかく みすこやかに よのためひとのためにつくさしめたまへと かしこみかしこみもまをす


祖靈拝詞

代代の先祖達(何某の御霊)の御前へを拝み奉りて慎み敬ひも白さく 広き厚き御恵を辱み奉り高き尊き家訓のまにまに 身を慎み業に励み 親族家族諸諸心を合せ 睦び和みて敬ひ仕へ奉る状を 愛しと見そなはしまして 子孫の八十続に至るまで 家門高く立ち栄えしめ給へと 慎み敬ひも白す

よよのみおやたち(【ご先祖名】のみたま)のみまへをおろがみまつりて つつしみうやまひもまをさく ひろきあつきみめぐみをかたじけなみまつり たかきたふときみをしへのまにまに みをつつしみわざにはげみ うからやからもろもろここをあはせ むつびなごみて うやまひつかへまつるさまを めぐしとみそなはしまして うみのこのやそつづきにいたるまで いへかどたかくたちさかえしめたまへと つつしみうやまひもまをす


基本的な神社参拝方法

神社本庁さんのHPにとてもわかりやすい動画あります。

是非一度御覧になってください。

http://www.jinjahoncho.or.jp/iroha/omairi/index8.html


祝詞奏上の作法

二拝

祝詞奏上

二拝

二拍手

一拝


神社拝詞

掛けまくも畏こき 【神社名】の大前を拝み奉りて 恐み恐み白さく 大神の広き厚き御恵みを辱み奉り 高き尊き神教へのまにまに 天皇を仰ぎ奉り 直き正しき真心以て 誠の道に違ふことなく 負ひ持つ業に励ましめ給ひ 家門高く 身健やかに 世のため人のために尽くさしめ給へと 恐み恐みも白す

じんじゃはいし

かけまくもかしこき 【神社名】 のおほまへをおろがみまつりて かしこみかしこみもまをさく おほかみたちのひろきあつきみめぐみをかたじけなみまつり たかきとほときみほしへのまにまに すめらみことをあふぎまつり なほきただしきまごころもちて まことのみちにたがうことなく おひもつわざにはげましめたまひ いへかどたかくみすこやかに よのためひとのためつくさしめたまへと かしこみかしこみもまをす

政府が「食べ物の自由」を奪う~食品安全近代化法の修正案はブタに口紅~

筆者(訳者)の公開方針に従って引用させていただきました。
オリジナルはこちらです。
http://tamekiyo.com/documents/others/s510radyananda.html

政府が「食べ物の自由」を奪う~食品安全近代化法の修正案はブタに口紅~


THE FOOD SAFETY MODERNIZATION ACT: THE US GOVERNMENT'S ASSAULT ON "FOOD FREEDOM"


レイディ・アナンダ
By Rady Ananda
2010年11月23日

 食品安全近代化法(Food Safety Modernization Act、上院510法案)に対する反対派の意見も操作されており、テスター修正案によって、可決されるべき法律に昇格したような印象をアメリカ人に与えたがっている。テスター修正案は、頭部の傷にバンドエイドを貼るようなものである。米国史上で最も殺人的(リーサル)な政府機関〔訳註:FDAのこと〕が、農場から食卓まで食糧供給の支配を握ることを、この修正案では止めることはできない。
 現在、巨大アグリビジネスが510法案に反対しているが、我々は引き続きこの法案に反対しなければならない。これは連邦政府による食糧の自由への攻撃である。アグリビジネスは、テスター修正案に盛り込まれた適用除外には、常に反対してきた。アグリビジネスが反対している現在の510法案にはこれが盛り込まれた状態であり、彼らはわずかな競争の余地さえ残したくないことが明白になっている。だが、この修正案により、アグリビジネスが突然510法案に反対し始めたことで、人々は510法案に間違った安心感を抱くように誘導されている。
 テスター修正案は、ブタ(貪欲な人)に口紅を塗るようなものだ。依然としてブタはブタであり、始末しておく必要がある。
 テスター修正案は、まったく十分な内容ではない。ドルが崩壊すると、一年当たり50万ドルがどれほどの価値になるというのか? 50万ドルとは、この修正案で適用除外となる食糧生産者の収入限度である。そして、適用除外といっても、食糧安全計画の提出義務を免除されるだけのことだ。法案にあるそれ以外のことは、適用除外にならない。小規模な生産者は、510法案で提案されている過激な規制によって全滅することになるだろうし、適用除外にならない中規模の生産者もそうだろう。歴史は繰り返す。中小規模の食肉加工業者は、食品安全を擬装して採用されたビル・クリントンのHACCP計画( Hazard Analysis Critical Control Point)〔原材料の仕入れから、調理、保管、出荷までの食品製造工程全般において、いくつかの重要管理点を設定し、病原菌や異物の混入などの危険を発見・分析・記録していく食品衛生管理システム〕によって滅びた。だが、それで食肉が安全になったわけではない。食肉加工業者の数が減った(独占が進んだ)だけである。
 Michael Vail(Blacklisted Newsの編集長)は、食品の兵器化のことを述べている。「兵器としての食糧と言えば、我々に供給されている食糧で遺伝子実験が行われていることを考えてみるべきだ。最近、バイオテクノロジーが立ち上げた数多くの団体が、コメにコレラのワクチンを入れ、アフリカ人を実験ネズミの代わりに使っている。クローン牛や、毎年のワクチン製造のために遺伝子組み換えされた牛のTボーン(骨付き)ステーキを食べてみたい人はいるだろうか?」
 マイク・アダムス(Mike Adams)は、FDAがアメリカ国民の食糧供給を「保護」する政府機関では間違ってもないことを示すために、FDAの行動をまとめている。「FDAは、世界の歴史で発生したすべてのテロ事件の死者数合計よりも、はるかに多くのアメリカ人の死亡の原因となっている」と述べ、何万人もの死者をもたらしたFDAが承認した医薬品の事例をいくつか挙げている。その一つ(Vioxx)だけで、ベトナム戦争で死亡したアメリカ人よりも、多くの人々が殺されている。また、FDAが、巨大製薬会社の利益のために、自然療法の情報源が発信する栄養情報を犯罪扱いしてきた経緯を示している。さらに、「FDAは、米国の歴史で存在した最も致死的な政府機関」であり、「過去20年間にわたり、FDAは、第一次世界大戦、第二次世界大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争、さらに昔の南北戦争まで合計した死者数以上のアメリカ人を殺してきた」と述べている。
 また、FDAは、ナノ粒子を食品に入れることも承認(規制の対象にしない形で)している。ナノ粒子は、1メートルの10億分の1である。この微小な粒子は、血液脳関門を突破することができるため、深刻な健康リスクを抱えている。健康への影響を検証することなく、そして食品の安全に奉仕することなく、FDAは、こうした混入物が食品に入ることに目をつぶっている。
 510法案の「食品安全近代化法」という名称であるが、FDAにとって「近代化」という言葉には、医薬品(抗生物質など)、化学物質(塩素など)、他の生物の遺伝子、その他企業が利益のために新たに製造する物質なら何であれ、こうした物質を全食糧供給に混入させるよう全国民に義務付ける意図がある。食糧生産者に農薬の使用が強制され、それを我々は食べることで害を被ることになる。照射殺菌が強制され、それが全生産者が従うべき「安全」基準になるだろう。
 510法案の追跡可能性(生産履歴管理)義務では、ナノ・トレーサーなどの技術(機器)を食品に組み込み、人間の胃の中の食品の生産履歴が追跡できる状態にすることが示唆されている。この暗黒のシナリオがすぐさま実行されることはないとしても、食品追跡義務に必要な書類作成の負担によって中規模の生産者や流通業者は壊滅的になるだろう。あなたの私的なフード・クラブの顧客リストを、(FDAが利益を代表する)競争相手に差し出さないといけない状態を想像してみてほしい。何十億ドル規模の巨大企業が、妨害して、あなたの小さな事業を駆逐するのは、いとも簡単ではなかろうか?
 510法案により、自然の正常な食品は、犯罪になる。すでに現在でも、ライト・カウンティ・エッグ(Wright County Egg)のような大企業が何十年も汚染食品を販売するのを放置しておきながら、自然食品の生産者や流通業者に食品の強制捜査が入っているので、これはわかったことだ。FDAに更なる16億ドルが与えられ、完全な食糧支配権が与えられるのを待つまでもなく、この「正常な食品との戦争」はすでに始まっている。
情報操作された反対派がテスター修正案で510法案の問題がすべて解決されるとアメリカ国民を説得しようとしているが、多くの「食品の自由」活動家は、これが煙幕に過ぎないことに気付いている。編集者に届いた一通の手紙は、「私の凍てついた手からカブを奪い取るがいい」と題してあった。大々的に喧伝されている「適用除外」は、510法案が持つ以下のような数多くの深刻な問題から目を逸らすものである。


・食品安全の本当の問題の解決になっていない。本当の問題は、中央集約、工業化された食品供給体制にある。
・国際条約、貿易協定が、国内法よりも優先されることになっている。
・食品の生産・流通がなされる文化的に適切な法的基盤を州が決定する権限を奪うものである。
・食品規制の執行権限をFDAから国土安全保障省に移すことになる。自由を抹殺し、子供に性的いたずらをするTSA(運輸保安局)を所轄し、ハリケーン・カトリーナの被害では悲惨な対応を行い、メキシコ湾で継続中のBP災害からは目を逸らした(これは大量虐殺に相当する行為)国土安全保障省である。
・失敗し、破滅をもたらしたHACCPを全食品に拡大するものである。HACCPが食肉製造に対して行ったこと(中小規模の食肉加工業者が排除された)が、全食品に拡大され、地域の食糧生産や農業に対してなされる恐れがある。
・FDAの権限を大幅に増強することになる。FDAは、公式記録された発表で、アメリカ国民には「自らの身体の健康に対する基本的権利」は無く、「希望する食品を入手するという基本的権利は無い」と述べた政府機関である。


 あなたは、自分のダイアモンドを、そのダイアモンドの所有権があなたには無いと考えている他人に預ける気になるだろうか? 明らかに、FDA(特に510法案)は、「フル・スペクトラム・ドミナンス」(完全支配)として知られる計画の下に推進されている全体主義的な警察国家の要である。
 最後に、我々を騙して押し付けようとしている、この食品「安全」法の制定の背後には、モンサントがいることを忘れてはいけない。米国の農務長官が、かつて、「バイオテクノロジーの支配人・オブ・ザ・イアー」とあだ名されたことを忘れてはいけない。オバマ大統領が、GMOと農薬の推進者を米国の農業貿易代表に任命したことを忘れてはいけない。また、オバマが、モンサントの擁護者エレナ・ケイガン(Elena Kagan)を米国の最高裁判所判事に任命し、元モンサントの弁護士クラレンス・トーマス(Clarence Thomas)と一緒に裁判所に座っていることも、忘れてはいけない。
 ウィリアム・イングドールは、その著”Seeds of Destruction”(邦訳は、『ロックフェラーの完全支配・アグリスーティカル編』)で、「一九七〇年代半ばに、ロックフェラー家とその組織の子分ヘンリー・キッシンジャー国務長官は、食糧を支配すれば、人々を支配できると語った」と警告している。
 その同じ顔ぶれが、食品の「安全」を装って、そのような支配権力を握ろうとしている。決して誤解してはならない。FDAと510法案のような法律は、食品を「管理・支配」するためにあるのであって、「安全」のためにあるのではない。もし安全のためならば、家畜の集中給餌操業を禁止する法律が制定されるはずであり、抗生物質の無差別な使用が禁止されるはずであり、農薬やBPAが禁止されるはずである。だが、そうなっていないのは、FDAがもはや食品安全のための組織ではなくなっているからである。FDAは、完全に巨大製薬会社、巨大食品会社、巨大化学会社に生け捕りになった連邦機関なのである。
 現在、アグリビジネスがテスター修正案に反対しているからという理由で、マスコミや食品団体が510法案を支持すべきと主張しているのは、多くの人々を騙す行為になる。そうではなく、我々はしっかりと意志を強固にして510法案そのものを拒否すべきである。
上院の票決は、今後数日内になされる予定である。The Atlanticにコメントを書いて、なぜテスター修正案があっても我々が510法案に反対しているのか、Marion Nestle〔訳註:食品安全の観点からこの法案に賛成しているおめでたい栄養学者のようだ〕に教えてあげよう。それよりも、上院議員に伝えることが重要だ。


(翻訳:為清勝彦 Japanese translation by Katsuhiko Tamekiyo)


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原文 The Food Safety Modernization Act: The US Government's Assault on "Food Freedom" Tester Amendment to food ‘safety’ bill puts lipstick on a pig (Global Search)
家庭菜園と種子の自家貯蔵を違法化する食品安全近代化法の票決迫る!


こんなことが公の場で堂々と行われていることに驚きませんか?
とかく国防というと、軍事的なことに目が行きがちですが、戦闘機を操縦するのも、軍隊を動かすのも、軍人も食べ物がないと戦えませんよね。

外国の軍艦が領海に入ってきた、外国の戦闘機が領空侵犯した、米軍の基地に反対するなどの軍事的な現象には反応しますが、お金を出しても食べ物が買えないという状況になったときのことを考えると寒気がしてきませんか?

しばしば農業の近代化という言葉で「大規模農業」「機械化」「投資拡大」といった誘い水が使う学者や評論家がいますが、大規模農業の裏には資本による独占、機械化の裏には農薬の大量使用、投資拡大の裏には農作物への投機増加といった罠がしかけられていることがあります。近代化というと良さそうに聞こえますが、その実は違うのではないかという疑問を持ちます。

ここでは「食品の兵器化」という言葉も出てきます。

不作が続いても外国から安い農産物が入ってくれば、その国では農業生産が落ち込んでいても多くの人が食べるのに困りません。それが長く続けば、気づかないうちに農業の生産力がさらに落ちて、自国の食糧を外国に依存する状況になっていきます。
そして食糧を依存させておいて供給を断つ。
あるいは、この記事にあるように、管理統制を行って農業の自由を奪い、それによって人々を従わせる。
食糧が兵器になるんですね。

日本では今年3月の東北大地震と津波、原子力発電所の事故などによって耕作地が大きな被害に遭いました。耕作ができない、作っても売れない、耕作地が何年も放置され農業生産力が落ちる。そこにもし海外の安い農作物が入ってきたら。
これまで耕してきた耕作地に戻って、また今までのように野菜を作れるでしょうか。
この現実はとても重いものだと思います。
考えるだけで背筋が寒くなります。

でも恐れているだけではいけませんね。
生きていかねばなりません。
どうやってこの難を乗り越えるか。
知恵を出して努力する時ではないでしょうか。