2011年9月15日木曜日

大日本帝國憲法 入門の入門

このブログでは、日本の自立と再生ということをテーマに、歴史や憲法、食料やエネルギーに関する記事を書いています。
今回は、ブログ「大日本帝国憲法入門」のリンクを追加しましたのでそのご紹介です。

内容は「入門の入門」というタイトルにふさわしく、とてもわかりやすく書かれています。
伊藤博文の憲法解説が基本になっているようです。
以下、一部引用します。



憲法とは、国体についての道徳、慣習、伝統などのことである。




では、説明していきます(^-^)/。


私たちは生まれてから家族の中で育ち、様々な人と関わりながら成長し、大人になっていきます。その過程で様々な道徳や慣習を学んでいきます。


このような道徳や慣習を学ぶことなしに、私たちは一人前になることはできません。私たちは一人一人、様々な異なる個性、異なる性格、異なる能力を持ちつつも、必ず家族その他周囲の人々によってこういったものを教えられて人となります。家族は私たちが人となる上で、非常に大切なものです。


更に視野を広げると、私たちが共通の祖先を崇拝し、その下に集ってきた国家というものがあります。


家族は道徳や慣習によって支えられ、そしてその集合体である国家もまた、道徳や慣習によって支えられている。


道徳や慣習というものは、誰か特定の偉い人が考えたものではありません。でも、だからこそ価値があるのです。なぜなら、人は必ず間違いを犯す生き物です。どんな天才でも、それを避けることはできません。まして、国家というたくさんの、様々な人間の利害がぶつかり合う空間において、それを調整し、まとめていく規範(ルール)を考えだすのは至難の業です。


だから、先人たちが行った様々な試みのうち、道徳や慣習として伝えられているもの、これらこそが尊い知恵であり、保守すべき規範なのです。


これは大切なことなのでしっかりと覚えておいて下さい(^-^)/




特定の人物や集団が考えだした規範よりも、先祖から継承してきた道徳、慣習、伝統などの方が優れており、これらを尊重しなければならない。




そして、このようなもののなかで、特に国家のあり方そのものに関わるような道徳や慣習、伝統などのことを「国体」あるいは「法」といいます。


これも大切なことですが、「法」と「法律」は全く違います。気をつけてください。これについては以前このブログで述べておりますので、そちらを参照して頂ければ幸いです。


私たちの先祖から相続した国体についての道徳、慣習、伝統など、これこそが憲法なのです。


さて、そんな大切な「国体」なわけですが、これは道徳や慣習ですので、文字で書かれたものではありません。このように、文字で書かれていない規範のことを不文法といいます。


もちろんそれでも構わないのですが、大日本帝国憲法制定時においては、そして現代においても憲法は多く成文化されていますので、これを成文憲法として制定したのです。このように文字で書かれた規範のことを成文法といいます。


ですから、はっきり言ってしまえば憲法は必ずしも成文法である必要はありません。不文法でも憲法として成り立ちます。


全文はこちらです。
http://ameblo.jp/sangreal333/entrylist.html

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