2011年12月14日水曜日

せっけんを作ってみませんか?

私たちが日常的に使っている日用品。
何気なくスーパーやコンビニで買う日用品。
どこで、どんな人が、どうやって、どんな原料で作っているのでしょうか?

福島原子力発電所の事故以来、食べ物への放射性物質の混入に神経と尖らせている方もおられると思います。食べるものなので心配になるのは無理もないことです。
最近では粉ミルクや牛乳の原料が放射性物質で汚染されたものを作っているメーカーがあるという話を耳にしました。

では、日用品についてはどうでしょうか?
現在、日本国内で流通しているものの原料の多くが輸入に頼っています。船や飛行機、列車やトラックを使って原料が輸送され、工場では様々な薬品やその他の化学物質を使って原料から製品が作られます。
原料の採取や原料や製品の製造と輸送。
知らないところで顔の見えない人たちによって行われています。

食料自給率が低いと言われる我が国ですが、自給率の低さは食料に限ったことではありません。自給率が低いということは、原料、製造、流通が広範囲に分業して行われている場合が殆どです。行程が長く複雑になれば、問題があっても追跡するのが困難ですし、行程の中にいくつもの許認可や利権が発生する余地が生まれます。

原発事故で、電力利権や原子力利権というものの存在がクローズアップされました。今までスイッチを入れると電気がつくという、日常の当たり前のことの背景は複雑な力関係=政治力が働いているということに気づいた人も多いのではないでしょうか。

『日本の暦』グループでは、「自分で作れるものは自分で作ろう」「作るための情報は共有しよう」「共通の関心がある人と協力して助け合おう」ということの先に、国際分業、自由貿易、金融経済などの社会の不安定化要因から少しでも離れて、自立した自由な社会があると考えています。

自分の趣味の範囲でも結構です。自分で何かを作ってみる。
作る事は楽しいし、作ったものを知人や友人に使ったもらうのも嬉しいし、何より製造工程も流通行程もほとんどが自分の管理の下に置かれる安心感があります。

手作りせっけん
http://chatnoir07.jugem.jp

あなたも作ってみませんか?

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